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竹林整備

BAMBOO GROVE MAINTENANCE

放置された竹林が与える害

近年、管理が行き届かなくなった放置竹林が全国で増えています。
竹は成長が早く、繁殖力も強いため、放置すると次のような問題が発生します。

竹林整備:放置された竹林が与える害
景観・観光資源の悪化

火災リスク・倒竹の危険

火災リスク・倒竹の危険

強風や積雪で木が倒れる恐れ

景観・観光資源の悪化

火災リスク・倒竹の危険

火災リスク・倒竹の危険

強風や積雪で木が倒れる恐れ

① 生態系への悪影響

放置された竹林は成長が非常に早く、他の植物の生育を妨げます。

竹が密集して日光を遮ることで、下草や広葉樹が枯れる
多様な植物が減り、昆虫や鳥などの生息環境が失われる → 「生物多様性の低下」 を招きます。

② 土砂災害のリスク増大

竹は根の張り方が浅く、斜面の地盤をしっかり固定できません。

竹が増えすぎると地中の保水力が低下
台風や大雨の際に 土砂崩れや表土の地滑り の危険が高まる → 特に山の斜面や里山では深刻な問題です。

③農地・住宅への侵入

地下茎(根)が横にどんどん伸びていくため、隣接する農地に侵入して農作物の生育を妨げる
住宅地の庭やブロック塀を壊すことも → 「竹害(ちくがい)」 と呼ばれる社会問題になっています。

④ 景観・観光資源の悪化

かつての里山の風景が、竹で覆われることで荒廃した印象に。

景観が損なわれ、観光・地域の魅力が低下
山道や遊歩道の管理が困難になる → 地域の価値や魅力の低下にもつながります。

⑤ 火災リスク・倒竹の危険

枯れた竹が増えると、

強風や積雪で倒れて道路や電線を塞ぐ → 「防災面」からも危険な存在です。
山火事の燃料になりやすい

⑥賠償責任のリスク(一番怖いリスク)

民法上の「土地所有者の責任」
2020年の民法改正により、土地工作物の占有者や所有者の責任がより明確化されました。

(民法第717条)
「土地の工作物(樹木・竹林などを含む)によって他人に損害を与えた場合、所有者や管理者は損害を賠償する責任を負う。」

つまり、竹が道路や隣地に倒れて被害を与えた場合、「自然災害だから仕方ない」とは限らず、適切に管理していなかった場合には、賠償義務が発生することになります。

実際に各地で次のような被害が報告されています。

  • 道路沿いの竹が倒れ、通行中の車を破損
  • 枯竹が隣家の屋根を直撃し、瓦や雨どいを破損
  • 倒れた竹が電線に絡まり、停電や火災の原因に

このような事故は、一本の竹でも大きな損害につながる可能性があります。

そして賠償金額は想像以上に大きく車や住宅が損壊した場合、修理費用だけで数十万円~百万円以上かかることも。さらに、人身事故になれば数百万円規模の損害賠償を求められるケースもあります。

「竹が生えている土地を持っている」=「潜在的なリスクを抱えている」

という意識を持つことが大切です。

何故このようなリスクがあるにも関わらず放置された竹林が増えていくのか?

理由はシンプルだと思います。

  • コストが掛かる
  • 自身での管理が重労働で危険
  • 竹の繁殖力が高く一度皆伐しても数年で元の竹林に戻ってしまう

いざ業者に竹の伐採を依頼すると想像以上の見積金額に驚く事が多いと思います。

竹の伐採作業では竹が滑りやすく中空の構造で伐倒時のコントロールがしにくく、チェーンソーの刃もかなり滑りやすく太ももや腕、手を切創する事故や、弓のようにしなった竹を切った際に竹の性質上すごい勢いで裂け上がり、顔面を強打したり、切り株が多くつまずいて転倒したり意外にもプロの伐採業界で樹木の伐採よりも怪我が多い作業である為、嫌がる業者が多く、見積が高額になることが多いのです。

また搬出処分まで依頼すると、処分場やチップ等のリサイクルセンターでは、竹の硬い繊維質の性質上処分コストもかかり、見積がかなり高くなる要因となります。

SEAFORESTの低コスト竹林整備の提案

SEAFORESTの低コスト竹林整備の提案


SEAFORESTは、「人の手で守る持続可能な美しい里山」を目指しており、竹林の伐採・間伐・持続可能な整備を通して、地域の自然と人の暮らしを守る活動を行っています。

地域密着で菰野町、いなべ市、東員町、桑名市、木曽岬町、朝日町、川越町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、伊賀市で、持続可能な低コスト竹林整備をSEAFORESTは提案させて頂きます。
大前提に1度きりの伐採の提案では数年後には生命力繁殖力が強い竹林だからこそ、元通りになってしまうので定期管理で年単位での計画的伐採を強く推奨致します。

長期的に見ると必ず大幅なコストダウンに繋がります。

SEAFORESTの定期管理竹林整備の方法

SEAFORESTの定期管理竹林整備の方法

  • 竹林の列状間伐 → 竹の伐採効率安全性UP
  • 伐採時の発生材でのシガラミ、土留めの設置 → 処分費ゼロ
  • 作業道の作成 → 定期管理時の作業性UP=総合的にコストダウン
  • 周辺樹木とのバランスを考慮した整備計画 → 竹林を劣勢化
  • 竹林のバランスを見て定期的なタケノコ折りと下草刈りの実施 → 竹の増殖を防ぐ
  • 伐採した竹の有効利用 → チップ化・竹炭・竹垣など循環型の施工で環境配慮

定期管理竹林整備の流れ

①現地調査・ご相談(無料)

竹の種類・密度・面積・立地条件を確認し、整備プランをご提案します。

②定期整備計画の年単位での立案

安全面・環境面に配慮しながら、定期管理時の作業道作成に伴う重機使用の有無を検討します。
(作業道は長期的に依頼される場合は大きくコストを抑えることができます)

③伐採・間伐作業

経験豊富な職人が、安全第一で丁寧に作業します。

④事務所近くのエリア限定

ご対応エリアは、菰野町、いなべ市、東員町、桑名市、木曽岬町、朝日町、川越町、四日市市、鈴鹿市、亀山市、津市、伊賀市となります。

予算の目安

田んぼ1反(たん)約1,000㎡の1年の定期管理として、竹の繁茂期5月から9月までに10回ほどの管理(竹の間伐、草刈り、筍折り)に入らせて頂き、10月から4月に月に1回程度作業道づくりや棚積みした伐採した竹の整理整頓作業等の提案であれば、40万円程度(平米単価400円/㎡)の予算になります。

国内の竹の皆伐平均単価が1,000~2,000円/㎡ですのでかなり低コストになる事がわかると思います。

SEAFORESTは海と里山をつなぐ「竹の循環」を目指して

伐採した竹は、堆肥や炭として再利用することで、「海の豊かさを育む土壌づくり」にもつながります。

山の栄養が川を通じて海へと流れる――。

私たちは、そんな自然の循環を取り戻す活動を目指しています。

このような方はご相談ください

このような方はご相談ください

  • 竹が伸びすぎて隣地へ侵入している
  • 枯れ竹が増えて心配
  • 土砂崩れや倒竹が心配
  • 整備された山林を次世代に残したい
  • 自治会・企業・学校敷地の環境整備を検討している
  • 自然環境に配慮した伐採に賛同いただける方
  • 定期管理にご納得いただける方

ご相談・お見積りは無料です
放置竹林の問題は、放置する時間が経つほど大きくなります。

まずは現地調査からお気軽にご相談ください。

お気軽にお問い合わせください
SEAFORESTは、三重県の作業はもちろん、日本全国へお伺いします!

※営業のお電話はお控えください

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